2021年1月28日 政府・行政でもなく、営利企業でもなく 21世紀に入ってもこの国の政府には期待も希望も持てず、未来が見えてこない。今後もだらだらと続くであろうコロナ禍は、もう既存の仕組みや考え方では乗り越えていけないのではないか。我々が少しでも前向きに生きていこうとするならば、行政以外の力とりわけNPOのような組織や、地域的共同体意識を持つ一般の人たちの力が、未来を切り開いていくカギとなるのではないだろうか。 カテゴリー 沈思黙考 Comments: 0
2021年1月10日 もう20世紀型リーダーは要らない これからの日本に20世紀型のリーダーは要らない。21世紀もその5分の1が過ぎ去ろうとしているのに、日本の政治・経済・法律などの分野におけるありさまは、20世紀型の思考や発想を引きずるリーダーたちによって、未来に期待など持てない閉塞感に満ちてしまっている。コロナ後の日本社会で活躍する若者や子どもたち、そして本気で次世代のことを考える年配者・高齢者は、(後述する危険な落とし穴にも気を付けつつ)新しい21世紀のリーダーを求めていかねばならない。 カテゴリー 沈思黙考 Comments: 2
2020年12月21日 「コロナ令和」と関東大震災のアナロジー 新型コロナの混乱がこのまま継続、あるいは拡大してしまうと仮定した場合、私たちは関東大震災後の流れに学ぶことがあるかもしれない。日本人は令和でも同じことを繰り返してしまうのか。それとも100年前より少しは成長したところを見せられるのだろうか。※本稿中に被災状況を描写する文章があります。 カテゴリー 沈思黙考 Comments: 0
2020年12月9日 鶏を埋めてGoToに違和感 「経済か命か」と悩みつつGoToしているコロナ禍の日本では、いっぽうで卵を産んでくれる鶏を大量に殺処分している。単純に並べて論ずることではないけれど、なんとなく違和感を覚えないだろうか。と同時に、医療・介護の崩壊は「迫っている」のではなく、「それは一部で始まっている」といえないだろうか。さらにいえば日本政府も機能不全に陥っていると感じるのである。 カテゴリー 沈思黙考 Comments: 0
2020年11月14日 甘すぎる情報セキュリティへの認識 いま情報漏えい事故、そして関連する脅迫事件さえ目立ってきている。技術的な原因の究明も大切だが、問題の本質はIT利用を家電製品の延長程度にしか考えられない経営者層、管理職層、現場担当者があまりにも多いということだ。 カテゴリー 沈思黙考 Comments: 0
2020年11月8日 あなたの近くにもいる「トランプおやじ」 いま、ドナルド・トランプ氏に日本人として投げかけたい言葉は「恥を知れ」ではないだろうか。しかしこういった「トランプおやじ」は日本のいたるところにも存在する。別の言い方をすれば、思い込みの激しい中高年である。もちろんその女性版もある。 カテゴリー 沈思黙考 Comments: 0
2020年10月8日 「デジタル新税」と「IT選挙」 来年2021年のデジタル庁設置に向けて、その開設準備室がスタートした。デジタル庁の仕事は役所内部のデジタル化、IT化の推進ということのようだが、筆者の懸念が取り越し苦労に終わることを願うとともに、これを機に「IT選挙」「定数是正」の議論が盛り上がらないものかと考えている。 カテゴリー 沈思黙考 Comments: 0
2020年9月28日 そんな議員が選ばれ、生き延びてしまう理由 またあの女性議員が問題発言をしたようだ。しかしこの人を批判しても、本質的な解決にはつながらない。私たち有権者は、こういった国会議員が存在する国の国民であることに恥の感覚を持つべきだと考えている。あわせてマスメディアやジャーナリストには、なぜこういった議員が担ぎ出され、生き延びてしまうのかについて、その仕組みに切り込むべきだと考えている。 カテゴリー 沈思黙考 Comment: 1
2020年9月6日 子どもの事故、大人の社会 夫の河川での事故死をきっかけに、大学院に入って学び、研究し、子どもの事故防止活動をしている女性がいる。私がこのブログでも投稿した、一般人にも普及してほしい危険予知の考え方にも一脈通じるところがあると思うので、今回はこの女性とその活動をご紹介させていただきたい。なお2020年9月12日(土)午前5:00まで、彼女に対するNHKのインタビュー番組を聴くことが出来るので是非お勧めしたい(詳細は本稿末尾)。 カテゴリー 沈思黙考 Comments: 2
2020年8月30日 ほんとうの「KY」を知ってほしい KY(ケー・ワイ)は空気が読めない、ではない。いわゆる「家キャン」や花火遊びでのヤケドや火災、そのほか交通事故をはじめとする様々な事故を見聞きするにつけ、ごく一般の人々にこそ本当のKY、つまり危険予知の考え方を知ってほしいと思うのである。 カテゴリー 沈思黙考 Comments: 0