Category: 生活・暮らし

来春、2倍に値上がりして一生涯続くもの

日本には、40歳になったら毎月5千円を死ぬまで払い続けなければならない制度がある。年間6万円の計算となるが、そのかわりイザという時には助けてもらえる。そのイザという時に発生する費用はもちろん大きな金額だが、多くの人にとってはその1割だけを負担すればOKということになっている。ところが来春(2024年春)から2割負担、つまり一気に倍増しそうなのだ。イザという時に使えない仕組みのために、我々は今後も金を払い続けることになるのだろうか。

ドキュメント・スキャンという世界

本稿は「紙書籍か、電子書籍か」の続編である。紙書籍の生活スタイルから電子書籍のそれへと変化させていくには、すでに一定量ある紙書籍の電子化という知識もあわせ持っておくと良いと思う。今回はドキュメント・スキャンという世界にスポットを当て、やや専門的に掘り下げていく。ちょっとだけ気合いを入れて読んでいただければと思う。

紙書籍か、電子書籍か

筆者は紙書籍派である。しかし今年2021年、急速に電子書籍派に軸足を置き始めている。それは同居していた母を亡くしたことと、やや大げさかもしれないがそれによって死生観が変わったことによる。今回は筆者の個人的な考え方を紹介させていただきながら、紙から電子への生活スタイル移行について述べてみたい。