Category: 情報・通信システム

FAXは永遠に不滅です

「ファックスだなんて、昭和の話をしてんじゃないよ」という人がいたら、アホである。ましてやそれがICTのプロだったなら、今後の付き合いはやめておいた方がいい。もちろん、きちんとした業務分析の末にそう言っているのであれば問題ないのだが、ただ漠然と「FAX(ファックス、ファクス)は終わった道具・手段」という認識しかないのだとしたら、「パソコンに詳しい近所の兄ちゃん」と知的構造は同じである。

集合住宅のネット接続

マンションなどの集合住宅における(有線による)インターネット接続に関して、建物を管理する不動産業者も、回線設備を管理する通信事業者も、細かいレベルでは管理・把握できていないことがある。こういった物件に転居すると、場合によってはネット接続が数週間にわたって不能になり、リモート勤務などに支障が出る可能性がある。

Microsoft Advertisingの怪

パソコンなどで使用するオフィスソフトと言えば事実上、米国マイクロソフト社が販売している「Microsoft 365(旧称:Office 365)」が、世界的に最も使用されているといえそうだ。筆者もこのソフトウェアを使用しており、その使用料を毎月クレジットカードで支払っている。ところが今回、カード明細を見てちょっと考え込んでしまった。ただ結論から言えば、同社お得意の名称変更があったようである。

思い出のカセット、レコードを自分でデジタル化

それほど細かい部分に拘らず、低コストで、思い出のカセットテープやレコードをデジタル化したい。そんな思いを持っている筆者のような年齢の方は少なくないだろうと思う。今回は筆者の体験を交えながら、その大まかな道筋を解説していく。なお、CDを(いったんアナログ信号として取り出して)デジタルファイル化することも同様に可能である。

エクセル年表の愉しみ(その4)

長い期間にわたって一定のアクセスをいただいている筆者の投稿のひとつに「エクセル年表」関連の投稿がある。なぜエクセルで年表を作ろうとするのかについては過去投稿(本稿末尾にリンクあり)を見ていただくとして、今回は「育ってきたエクセル年表」つまり書き込みが多くなってきた年表が、技術的な意味での「宿命」に見舞われることに関して、少しでもその苦悩を回避したり、軽減したりする工夫を紹介する。なお筆者が解説するエクセル年表は、原則としてPCでの利活用を想定している。

「https」なら安心か

インターネット通販などを利用するとき、暗号化通信が行われているかどうかを確認する人は多いだろう。しかし、暗号化通信が行われているということと、その業者(通信先)が信頼できるかどうかということは、まったく別の問題である。すなわち暗号化通信を行う悪質業者は存在しうるのだ。今回は一般の方にもわかりやすく、そのしくみを解説していく。

「エクセル年表」の愉しみ(その3)

先日、筆者の拙いブログを読んでいただいている方からコメントをいただいた。それは「『エクセル年表』の愉しみ(その2)」までをお読みいただいたうえでのコメントである。過去のいろんな情報資産をパソコンで整理しているが、たび重なるバージョンアップなどでコストがかさんだり、場合によってはせっかく整理・保存したデータが利用できなくなったりするといった不便を感じている、というふうに理解した。「お悩み解決」には至らないかもしれないが、今回は情報整理術といった観点から話を進めてみたい。