2022年6月10日
あおり運転と発達障害
ほんとうは「あおり運転」ではなく、より範囲の広い「迷惑運転」とした方が正確かもしれない。筆者は、公道上で意図的に行われる迷惑運転や危険運転について、発達障害との相関があるのではないかと考えている。仮に少しでも関係があるのだとすれば、彼らに与えられるべきは懲罰だけでなく、社会的養護も必要かもしれない。さらに少子高齢社会の手本となるべき日本においては、高度成長時代の発想のままと思われる免許行政の見直しも、もっと検討されるべきではないかと考えている。なお本稿は6月6日に判決が出されたやり直し裁判の事件等、個別の事案とは直接関係ない。