2021年12月20日
不自然にきれいなお姉さんは、好きですか。
むかし、ある家電メーカーの広告で使われていたキャッチコピーをご記憶の方も多いだろう。平成の半ばぐらいからだろうか、「きれい」の実態はあくまでも見る人と見られる人の間の「中間存在」を前提としている場合が多くなってきているようだ。この意味でのきれいは「いっとき物語」としては華々しく存立するのだけれども、これが中間存在のない状況に置かれたとき、途端に滑稽なものとして浮かび上がってくる。
2000年代に広告もスポンサーも無い個人の立場での取材をまとめた「ハワイ、ガイドブックに載らない情報」で支持を集めた花馬米(はなうま・べい)のブログ。