2021年8月12日
感染症、本当の恐ろしさ
「怖さを知らないことが最も怖い」などと言うが、今まさにそのような状況ではないだろうか。コロナ感染であるないに関わらず、本来入院すべき人が入院出来ない状態の継続・拡大、自宅療養や入院調整という名の病者放置。政府は以前から現状を過小評価することに必死のようだ。専門家といわれる各医療者組織の上層に位置する人たちも、いまひとつ強く発言できていないもどかしさも感じる。この先、悲観的に準備しておいた者だけがマシな未来を迎えられるのだとすれば、今後の不都合なイメージを考えておくこともムダではないだろう。